- 内視鏡検査1
ウェルシュコーギー ♂ 11歳2か月 15kg
フィラリアの健康診断で来院。血液検査でアルブミンが1.7であった。
嘔吐下痢はなかったが、腸の病気を疑い、内視鏡によるバイオプシーを行った。
胃内です。
特に異常はなさそうです。
小腸です。
鉗子で粘膜を少し切除しました。
病理検査の結果は「リンパ管拡張症またはリンパ球形質細胞性腸炎の疑い」でした。
これは炎症性腸疾患のひとつで主にステロイドにより治療を行います。
本症例もステロイドの投薬を開始し、アルブミン1.7→2.6まで上昇しました。
現在もステロイドの投薬を続けています。