CATEGORY :

【天満の動物病院】犬の混合ワクチン接種は必要?種類や効果・選び方を解説

 

こんにちは。
大阪市北区の【同心動物医療センター】です。

 

ワンちゃんのワクチンといえば、法律によって義務付けられている狂犬病ワクチンのほかにも、混合ワクチンが健康維持に欠かせません。
混合ワクチンは、ワンちゃんが万が一該当する病気にかかったとしても、あらかじめ接種をしておくことで重い症状や後遺症を防ぐ効果が期待できるのです。

 

当院では、5種と7種の2種類の混合ワクチンをご用意しています。
今回は、それぞれのワクチンの違いや注射に適した時期などをお伝えします。

 



院長

院長 中島 健介

医院名:同心動物医療センター
所在地:〒530-0035
大阪府大阪市北区同心2丁目15−4



 

愛犬の健康を守るために混合ワクチン接種を推奨します

ワクチン接種が必須である狂犬病は、一度発症すると死ぬまで治らないだけでなく、感染した動物に咬まれることで二次感染を招く恐れのある恐ろしい病気です。
ワンちゃんだけでなく、人をはじめとする多くの哺乳類に感染します。
しかし、ワンちゃんにとって恐ろしい感染症は、狂犬病だけではありません。

 

犬ジステンパーや犬伝染性肝炎など、狂犬病以外にも注意すべき感染症があります。
混合ワクチンは、これらの感染症に対して一度に対策を行うことができる、すぐれたワクチンです。
混合ワクチンは接種が義務化されていませんが、大切なワンちゃんの健康を守るために、定期的な接種を推奨します。

 

また、混合ワクチンを接種することで、ワンちゃんとの行動範囲も広がるでしょう。
ドッグランやペットサロンなどでは、混合ワクチンの接種証明が必要になる場所もあるのです。
「愛犬と一緒にドッグランで遊びたい」「ほかのワンちゃんたちと交流したい」といった場合に、混合ワクチンを接種することで活動の幅が広がります。
定期的に接種しておけば、お出かけ先で急に証明が必要になった場合でも困りませんよね。
ワンちゃんと健康に楽しく過ごすために、混合ワクチンの接種を受けましょう。

 

 

混合ワクチンの種類の違い

混合ワクチンは、対応する感染症の種類によって複数の種類があります。
当院では、5種混合ワクチンもしくは7種混合ワクチンを接種することが可能です。
それぞれの違いをご紹介します。

 

5種混合ワクチンで防げる病気

5種混合ワクチンはいくつか種類がありますが、おもに、

・犬ジステンパー
・犬伝染性肝炎
・犬アデノウイルス2型感染症
・犬パラインフルエンザ
・犬パルボウイルス感染症

 

などの病気を予防することが可能です。


参照:農林水産省|表20 その他予防注射種類>

 

犬ジステンパー

犬ジステンパーウイルスによる感染症で、呼吸器や消化器、神経に症状をもたらす感染症です。
犬だけでなく、キツネやイタチ、フェレットなどにも感染します。
日常ではあまりなじみがないかもしれませんが、複数の野犬で感染が確認されています。
一度感染すると、急速に広がる恐れがあり、注意すべき病気です。

 

犬伝染性肝炎

犬伝染性肝炎ウイルスによって引き起こされる急性伝染病で、一般的に死亡率はそれほど高くありませんが、子犬が感染すると命にかかわる恐れがあります。
肝炎や嘔吐・下痢、発熱などさまざまな症状がみられますが、なかには感染していてもあまり変化がみられない場合もあります。
犬ジステンパーと同様に、急速感染する恐れがある病気です。

 

犬アデノウイルス2型感染症と犬パラインフルエンザ

犬アデノウイルス2型や犬パラインフルエンザウイルスに感染すると、呼吸器症状があらわれます。
これらのウイルスは犬伝染性気管気管支肺炎(ケンネルコフ)を引き起こす主要な病原体として知られています。
致死的な感染には至りませんが、長期間にわたって咳が続くことがある病気です。

 

犬パルボウイルス感染症

犬パルボウイルス感染症は急性胃腸炎を引き起こす病気で、自然下で一度感染が発症すると、長期間にわたり感染が確認される場合があります。
犬パルボウイルスによる感染は、1981年から1983年まで間に、埼玉県東部で突発的な流行が確認されています。

 

7種混合ワクチンで防げる病気

7種混合ワクチンは、先ほど紹介した5種に加えて、犬レプトスピラ症が2種類含まれています。
犬レプトスピラ症は人にも感染の恐れのある病気で、動物が感染した場合には長期間にわたって菌を排出する恐れがあります。
動物の場合、急性症状として黄疸や肝不全、腎不全などが引き起こされる場合と、ほとんど症状があらわれないケースにわけられます。
2017年には大阪市内で11頭の犬レプトスピラ症の感染が疑われる届け出がありました。
そのうち9頭が死亡する結果となっています。

 

5種と7種はどちらを接種すべき?

5種混合ワクチンは「コアワクチン」に分類されます。
コアワクチンとは、多くの地域で感染が確認されている病気を対象にしたワクチンで、基本的にはこちらの接種がおすすめです。
犬ジステンパー、犬アデノウイルス感染症、犬パルボウイルス感染症を防ぐことが大きな目的とされています。
ちなみに、狂犬病ワクチンも、世界中の多くの国で感染対策が必要であるため、コアワクチンの一つです。

 

7種混合ワクチンは、「ノンコアワクチン」を含むワクチンで、感染する場所が比較的限られている感染症に対して対策するためのワクチンです。
自然が多い環境にお出かけする機会が多い場合には、7種混合ワクチンを選択するとよいでしょう。

 

 

混合ワクチンの接種はいつから接種する?

子犬は、生後10週前後から、母犬から母乳を介して分けてもらった免疫が次第に低下していきます。
混合ワクチン(コアワクチン)は、生後6~8週をめどに1回目の接種を行い、その後2~4週ごとに、16週目くらいまで定期的に接種を行うのが、推奨されるスケジュールです。

 

成犬から接種する場合は、初回のワクチン接種を行ったあと、2~4週を空けて2回目の接種が推奨されるスケジュールです。
その後は、3年後をめどに追加接種を行います。

 

混合ワクチンを追加で接種する際には、抗体検査を受けましょう。
検査の結果、ワクチンによって得られた抗体が持続している場合は、追加接種が不要となります。
混合ワクチンの効果は、3年もしくはそれ以上持続するといわれています。
抗体は次第に失われていきますので、定期的に抗体検査を行い、必要な時期に追加接種を行うとよいでしょう。


参考:J-STAGE|日本獣医師会雑誌|犬コアワクチン接種後の経過年数による抗体保有状況の推移 p538 >

 

なお、狂犬病の予防接種の場合は、不活化ワクチンという病原体から感染能力を失わせた、得られる免疫効果の弱いワクチンを使用しています。

 

日本では、狂犬病ワクチンは年に1度の接種が法律で義務付けられています。
狂犬病は、日本国内における犬の感染は1956年を最後に確認されていません。
これは、1950年に「狂犬病予防法」が制定され、すべての犬に狂犬病の予防接種が義務化された成果といえます。

 

狂犬病は今なお世界中で確認されている感染症です。
犬が狂犬病になった場合にはほぼ100%死亡します。
狂犬病は、狂犬病ウイルスを持った動物に咬まれることで感染することがわかっており、人間も例外ではありません。
世界では、およそ6万人が、狂犬病に感染して亡くなっているとの推計です。
適切な予防接種で、愛犬を恐ろしい病気から守りましょう。


参照:厚生労働省|狂犬病 疾患情報■狂犬病とは>

 

 

混合ワクチン接種日の過ごし方

ワクチン接種後は、安静にして過ごしましょう。
接種当日、まれに副反応などによって体調を崩す場合があるため、しばらくはしっかりと様子をみてあげます。
動物病院で接種した場合、接種後しばらくは、院内で様子をみてあげるとよいでしょう。

 

多くのワンちゃんは、動物病院が苦手という子が多いのではないでしょうか。
慣れない環境で、どっと疲れが出てしまう場合もあります。
接種当日は、ご自宅でしっかり休ませてあげてください。
獣医師からの注意事項をしっかりと聞いて、激しい運動や長時間のお散歩、入浴(シャンプー)なども控えましょう。

 

 

犬が高齢になった場合のワクチン接種

大切なワンちゃんがシニア期に入った場合のワクチン接種については、獣医師に相談しましょう。
混合ワクチンは、狂犬病ワクチンと異なり、必ず接種が必要ではありません。
ワンちゃんが高齢になると、体力が低下したり、持病があったりといった理由で体調を崩しやすくなります。
国内で使用されているワクチンはもちろん安全性が高いものではありますが、シニア犬は球に体調を崩す場合も考えられるため、注意が必要です。

 

「室内飼いの場合は接種が必要ない」と考えられる方がいらっしゃるかもしれませんね。
室内飼いのワンちゃんの場合も、5種混合ワクチンの接種は推奨します。
これは、万が一病気になったときのリスクを考慮するためです。
室内飼いでも、外部との接触機会はゼロではありません。
狂犬病ワクチンとともに、コアワクチンである5種混合ワクチンは接種しておきましょう。

 

 

犬のワクチン接種は同心動物医療センターにご相談ください

天満の【同心動物医療センター】では、各種予防接種を受け付けています。
狂犬病予防接種、5種混合ワクチン、7種混合ワクチンをご用意しておりますので、新しくワンちゃんを迎えられた方や継続してワクチン接種をご希望の方は、お気軽にご相談ください。

 

また、ワクチン接種とともに、定期的な健康診断をおすすめします。
当院では、血液検査コースや画像診断コースのほかに、尿検査や便検査など、ご希望に応じて各種検査を実施することが可能です。
大切なワンちゃんの健康維持のためにも、定期的な健康診断を受けましょう。

 

当院にお車でお越しの方は、駐車の際は「タイムズ同心」や近隣の「三井のリパーク」をご利用ください。
受付の際には駐車場のご利用をお伝えいただくことで、会計時に最大400円分の無料駐車券をお渡しすることが可能です。

 

当院は、待ち時間軽減のため予約制となっております。
ご予約は、24時間受付可能なWEB予約をご利用ください。

 


同心動物医療センターの価格表>


同心動物医療センターのアクセス>

 

  • 【天満の動物病院】うさぎやハムスターは要注意!伸び続ける歯が引き起こす不正咬合

  • 瞬膜切除

  • 【天満の動物病院】ハムスターは皮膚病に注意!症状や予防について解説

  • 帝王切開術

  • -->
    WEB
    診療予約
    診療
    時間表

    tel. 06-6353-7753

    診療時間
    9:30~12:30予約
    16:30~19:30予約
    夜間19:30~22:00
    ※夜間受付21:30まで
    ※木曜は受付19:00まで
    ※夜間救急の場合は、事前に必ずお電話下さい
    ※夜間診療について >>