CATEGORY : 腫瘍外科
ウェルシュ・コーギー ♀ 8歳5カ月 12.25kg
貧血でぐったりしているとのことで来院。検査により、腹腔内腫瘍が疑われ、HCT23であった。緊急手術により腹腔内腫瘍を摘出した。
術前のレントゲンです。
腹水が見られ、触診と合わせて腹腔内に大きなmassが認められました。
術中の様子です。
腹腔内をほぼ腫瘍が占めていました。
同時に血液が1L近くたまっていました。
摘出した腫瘍です。
直径12cmほどあります。
大網に癒着していたためレーザーで切断しながら摘出しました。
病理検査の結果は「血管肉腫」でした。
脾臓などによく発生しますが、今回は腹膜か腸間膜リンパが由来とのことでした。
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